マテリアルから発信するナノ医療イノベーション

「副作用のない抗がん剤があれば、がんに対する不安が解消されるのでは?」

「遺伝子治療が実現する日は来るのだろうか?」

「細胞治療って何だろう?何ができるのだろう?」

このような疑問に自ら答えを出すべく、当研究室はマテリアル工学に基づいて新たなナノ医療システムの構築を目指します。これまでは高分子材料を主軸に据えて核酸デリバリーシステムの開発にチャレンジしてきました。核酸を薬として機能させるためには、様々な生体内バリアを突破して、標的組織の細胞質まで送り届ける必要があります。生体内の局所環境に応答して構造が変化するスマートマテリアルを設計することで、生体内バリアを突破する核酸デリバリーシステムの開発が可能になります。このような「ナノバイオ」研究の面白さは、わずかな材料設計の違いでその有効性が劇的に改善されるところです。その一方で、この研究領域には、わからないことや実現していないことがまだまだ沢山あります。

一緒にナノバイオの世界を開拓しましょう。

2019/07/30
キムボブス学振研究員とキムヒョンジン特任助教が筆頭著者として執筆した「温度応答性トリブロックコポリマーミセルの構築とアンチセンス核酸デリバリーへの応用」に関する論文が ACS Biomaterials Science & Engineeringに受理されました。
2019/07/16
MAITI Debabrata 博士が日本学術振興会 外国人特別研究員として採用されました。
2019/06/06
内藤瑞 特任助教が分担著者として執筆した著書が技術情報協会より出版されました。書籍名は「医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向」です。
2019/05/08
亀川凜平さん(D1)が 19th symposium for Gene Design and Delivery において Best Poster Presentation Award を受賞しました。受賞タイトルは「Silica-coated polyion complexes as a messenger RNA carrier and application for oral delivery」、共著者は内藤瑞、内田智士、キムヒョンジン、宮田完二郎です。
2019/04/26
Nature Communicationsに掲載された核酸医薬デリバリーの研究が様々なメディアで紹介されました。
▶ Alpha Galileo (4月23日)
New nanomedicine slips through the cracks - Nanomachines aim to deliver cancer drugs to hard-to-reach areas like the brain
▶ EurekAlert (4月24日)
New nanomedicine slips through the cracks
▶ UTokyo Focus (4月24日)
New nanomedicine slips through the cracks Nanomachines aim to deliver cancer drugs to hard-to-reach areas like the brain
▶ 日本経済新聞 (4月24日)
東大など、生体内で核酸医薬とランデブー(会合)しドッキングしながら脳腫瘍に到達して標的治療を行うナノマシンを開発
▶ 時事ドットコムニュース (4月24日)
核酸医薬で脳腫瘍など治療=マウス実験成功−東大や名大
▶ ニッポンドットコム (4月24日)
核酸医薬で脳腫瘍など治療=マウス実験成功−東大や名大
▶ Yahoo!ニュース (4月24日)
核酸医薬で脳腫瘍など治療=マウス実験成功−東大や名大
▶ 東京大学工学部 (4月25日)
プレスリリース
▶ 東京大学大学院工学系研究科 (4月25日)
プレスリリース
▶ 日刊工業新聞 (4月25日)
難治がん、ナノマシンで薬剤到達 iCONMと東大など開発
▶ 日本経済新聞朝刊 42面 (4月25日)
がん治療のナノマシン 東大など開発 核酸医薬を搭載
▶ 東京大学新聞 2面 (4月30日)
患部に薬届ける ナノマシン開発
▶ 東大新聞オンライン (5月2日)
患部に薬届けるナノマシン開発
▶ QLifePro (5月7日)
核酸医薬搭載ナノマシン開発に成功、安定した核酸デリバリーが可能に−東大ら
▶ 科学新聞 2面 (5月10日)
膵臓ガンや脳腫瘍にも到達 iCONM・東大など 来年にも臨床試験へ
▶ Nanotech Japan (5月10日)
生体内で宇宙船の様に核酸医薬とランデブーし,ドッキングしながら脳腫瘍に到達して標的治療を行うナノマシンを開発
2019/04/24
キムヒョンジン特任助教が筆頭著者の一人として執筆した「ユニットPICによる難治がんへの核酸医薬デリバリー」に関する論文がNature Communications誌に掲載されました。
In vivo rendezvous of small nucleic acid drugs with charge-matched block catiomers to target cancers
2019/04/09
4年生が配属されました。
2019/04/01
亀川凜平さん(D1)が日本学術振興会特別研究員(DC1)に採用されました。
2019/04/01
亀川凜平さん(D1)がマテリアル工学科のパンフレット&ホームページで紹介されています。
マテリアル工学科 ホームページ
2019/04/01
内藤瑞さんが特任助教(疾患生命工学センター所属)になりました。
2019/02/07
キムボブス学振研究員が筆頭著者として執筆した「siRNAを膜成分として含有するベシクル型ポリイオンコンプレックス(siRNAsome)」に関する原著論文が Journal of the American Chemical Society 誌に受理されました。
Self-assembly of siRNA/PEG-b-catiomer at integer molar ratio into 100 nm-sized vesicular polyion complexes (siRNAsomes) for RNAi and codelivery of cargo macromolecules
2019/01/07
易宇 特任研究員が筆頭著者として執筆した「グルコースリガンド搭載 siRNA デリバリーシステム」に関する原著論文が Jornal of Controlled Release 誌に受理されました。
Glucose-linked sub-50-nm unimer polyion complex-assembled gold nanoparticles for targeted siRNA delivery to glucose transporter 1-overexpressing breast cancer stem-like cells
2019/01/01
ミン ヒョンス特任研究員が韓国のバイオベンチャー Biorchestra に採用されました。
2018/12/21
キム ボブス学振研究員が IPC2018 において Poster Award: Polymers Award を受賞しました。受賞タイトルは「Vesicular self-assemblies from siRNAs and PEGylated block catiomers (siRNAsomes): Their structural, physicochemical, and biological characteristics」、共著者は宮田完二郎、岸村顕広、片岡一則です。
2018/12/21
内藤瑞 特任研究員が筆頭著者として執筆した「核酸医薬のドラッグデリバリーシステム」に関する総説が日本認知症学会誌に掲載されました。
2018/12/17
内藤瑞 特任研究員と大津佑太さん(M1)が筆頭著者として執筆した「カチオン性ポリアスパラギン誘導体の自己分解性とメッセンジャーRNAデリバリーへの展開」に関する原著論文が Science & Technology of Advanced Materials (STAM)に受理されました。
Tunable non-enzymatic degradability of N-substituted polyaspartamide main chain by amine protonation and alkyl spacer length in side chains for enhanced messenger RNA transfection efficiency
2018/12/14
キム ヒョンジン特任助教が 5th COINS Symposium において Best Poster Award を受賞しました。受賞タイトルは「Development of Amphiphilic Polymers for Cas9 mRNA Delivery」、共著者は片岡一則、宮田完二郎です。
2018/12/13
内藤瑞 特任研究員が分担著者として執筆した著書が NTS より出版されました。書籍名は「刺激応答性高分子ハンドブック」です。
2018/11/27
亀川凜平さん(M2)が第13回ナノ・バイオメディカル学会において奨励賞を受賞しました。受賞タイトルは「シリカ被覆ポリイオンコンプレックスの構築と経口メッセンジャーRNAデリバリーへの展開」、共著者は内藤瑞、内田智士、キム ヒョンジン、宮田完二郎です。
2018/11/27
内藤瑞 特任研究員が第13回ナノ・バイオメディカル学会において学会賞を受賞しました。受賞タイトルは「細胞質内へのsiRNA送達を目指したATP応答性高分子ミセルの開発」、共著者は吉永直人、松元亮、宮原裕二、宮田完二郎、片岡一則です。
2018/11/13
宮田完二郎 准教授が第 40 回日本バイオマテリアル学会大会において RSC Award: Journal of Materials Chemistry B Presentation Prize を受賞しました。受賞タイトルは「siRNAを膜成分として含有するベシクル型ポリイオンコンプレックス(siRNAsome)の構築とsiRNAデリバリーヘの展開」、共著者はキム ボブス、チュアノイ サヤン、須磨知也、安楽泰孝、内藤瑞、キム ヒョンジン、岸村顕広、片岡一則です。
2018/09/25
宮田完二郎 准教授が執筆した DDS の最新技術に関する研究紹介がメディカル・サイエンス・ダイジェストに掲載されました。
2018/09/21
秋入学で博士課程に学生が配属されました。
2018/07/09
宮田完二郎 准教授が執筆した高分子材料を用いた核酸医薬デリバリーに関する総説が日本核酸医薬学会誌に掲載されました。
2018/07/04
内藤瑞 特任研究員が 2018年度 日韓バイオマテリアル学会若手研究者交流 AWARD を受賞しました。韓国バイオマテリアル学会大会および第 40 回日本バイオマテリアル学会大会で発表を行います。
2018/07/01
宮田完二郎 准教授が Nano Research Young Innovator Awards in NanoBiotech 2018 を受賞しました。受賞者は Nano Research 誌で紹介されています。
2018/06/30
宮田完二郎 准教授が共著者として執筆した「高分子ミセルのナノ医薬品応用」に関する総説論文が Chemical Reviews 誌から出版されました。Chemical Reviews 誌は化学系学術誌で最も高い Impact Factor (52.613 in 2017)を有しています。
Block copolymer micelles in nanomedicine applications.
2018/06/05
キム ヒョンジン 特任助教が筆頭著者として執筆した siRNA デリバリーに関する総説が Biomacromolecules 誌に受理されました。
Small delivery vehicles of siRNA for enhanced cancer targeting
2018/06/04
内藤瑞 特任研究員が筆頭著者として執筆した核酸医薬デリバリーに関する総説が最新医学誌 (2018年6月号) に掲載されました。
2018/05/31
亀川凜平さん(M2)が筆頭著者として執筆した、シリカナノ粒子を用いた核酸デリバリーに関する総説が Nano Research 誌に受理されました。
Functionalization of silica nanoparticles for nucleic acid delivery.
2018/05/18
ミン ヒョンス 学振研究員が筆頭著者として執筆した原著論文が Biomacromolecules 誌に受理されました。
Tuned Density of Anti-Tissue Factor Antibody Fragment onto siRNA-loaded Polyion Complex Micelle for Optimizing Targetability into Pancreatic Cancer Cells
2018/04/10
4 年生が研究室に配属されました。
2018/01/10
内藤瑞 特任研究員が第 27 回インテリジェント材料 / システムシンポジウムにて高木賞を受賞しました。受賞タイトルは「細胞内ATP応答性システムを利用した核酸医薬デリバリー技術の構築」です。(共著者:内藤瑞、吉永直人、松元亮、宮原裕二、宮田完二郎、片岡一則)
2017/12/31
Yi Yu 特任研究員が The National Center for Nanoscience and Technology (中国)に研究員として採用されました。
2017/12/18
内藤瑞 特任研究員が筆頭著者として執筆した原著論文が Macromolecular Bioscience 誌に受理されました。
Enhanced Intracellular Delivery of siRNA by Controlling ATP-Responsivity of Phenylboronic Acid-Functionalized Polyion Complex Micelles
2017/11/10
内藤瑞 特任研究員が The 2nd International Symposium on Biomedical Engineering にて Young Researchers Poster Award を受賞しました。受賞タイトルは「ATP-responsive polyion complex micelles for programmed intracellular release of siRNA」です。(共著者:M.Naito, N.Yoshinaga, T. Ishii, A. Matsumoto, Y. Miyahara, K. Miyata, K. Kataoka)
2017/09/01
Adrien HOGRELさん(M1)が配属されました。
2017/08/25
片野麻衣子さんが技術補佐員を退職しました。
2017/07/07
内藤瑞 特任研究員・宮田完二郎 准教授が分担著者として執筆した著書が技術情報協会より出版されました(ISBN978-4-86104-663-6)。
書籍名は「DDS 先端技術の製剤への応用開発」です。
2017/07/01
Kim Beob Soo 博士が特任研究員として採用されました。
2017/06/02
宮田完二郎 准教授が日本核酸医薬学会奨励賞を受賞しました。
2017/04/11
3 名の 4 年生が研究室に配属されました。
2017/04/10
内藤瑞 特任研究員が 2016 年度野口遵研究助成金に採択されました。
2017/04/01
小倉里美さんが学術支援専門職員として採用されました。
2017/03/24
亀川凜平さん (B4) が工学部長賞 (学修) を受賞しました。
2017/03/01
内藤瑞 特任研究員が筆頭著者として執筆した原著論文が Journal of Biomaterials Science, Polymer Edition 誌に受理されました。
Multilayered polyion complexes with dissolvable silica layer covered by controlling densities of cRGD-conjugated PEG chains for cancer-targeted siRNA delivery
2017/01/04
公益財団法人 川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンターの国際シンポジウム
「11th Annual Symposium on Nanobiotechnology 2017」を開催いたします。
日程:平成 29 年 2 月 27 日(月)~ 28 日(火) 9:30 ~ (受付開始 8:30 ~ )
会場:公益財団法人川崎市産業振興財団 川崎市産業振興会館 1 階・4 階
使用言語:英語 ※同時通訳はございません。
参加費:3,000 円
申込:シンポジウム専用 Web サイトからお申込み下さい。
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。シンポジウム Web サイトは
こちらをクリックしてください
2016/12/08
名古屋市立大学医学部遺伝子制御学教室と共同で行った「脳腫瘍へのアンチセンス核酸デリバリー」に関する研究成果が Nature Communications に受理され、日本医療研究開発機構(AMED)、名古屋大学のホームページでプレスリリースされました。
Targeting the notch-regulated non-coding RNA TUG1 for glioma treatment
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 プレスリリース
国立大学法人 名古屋市立大学 プレスリリース (PDF)
2016/11/18
内藤瑞 特任研究員 が 11 月 15 日 ~ 11 月 17 日に開催された日本核酸医薬学会第 2 回年会にて川原賞を受賞しました。受賞タイトルは「リガンド密度をコントロール可能な有機・無機ハイブリッド多層型ナノ粒子の設計と機能評価」 (共著者:武元宏泰、Kim Hyun-Jin、堀真緒、大澤重仁、西山伸宏、宮田完二郎、片岡一則) です。
2016/11/01
易宇 博士が特任研究員として採用されました。
2016/10/25
宮田完二郎 准教授が執筆した高分子材料を用いた核酸デリバリーシステムに関する総説が、Drug Discoveries & Therapeutics に受理されました。
Smart polymeric nanocarriers for small nucleic acid delivery.
2016/10/17
内藤瑞 特任研究員が執筆したsiRNAデリバリーシステムに関する総説が、核酸医薬学会会誌2016, 4-14に掲載されました。
2016/09/24
宮田完二郎 准教授が執筆した高分子ミセル型 DDSに関する総説が、Drug Delivery System Vol.31 No.4 (2016)に掲載されました。
2016/09/01
ミン・ヒョンス博士が日本学術振興会 外国人特別研究員に採択されました。
2016/08/29
易宇さん(D3)が筆頭著者として執筆した原著論文が Journal of Controlled Release 誌に受理されました。
▶ Targeted systemic delivery of siRNA to cervical cancer model using cyclic RGD-installed unimer polyion complex-assembled gold nanoparticles.
2016/07/06
内藤瑞 特任研究員 が 6 月 30 日 〜 7 月 1 日に開催された第 32 回 DDS 学会学術大会にて優秀発表賞 (口頭) を受賞しました。受賞タイトルは「リガンド密度を制御可能な有機・無機ハイブリッド多層型siRNAデリバリーキャリアの開発」 (共著者:東亮太、武元宏泰、堀真緒、大澤重仁、Kim Hyun-Jin、石井武彦、西山伸宏、宮田完二郎、片岡一則) です。
2016/06/29
キム・ヒョンジン特任助教が筆頭著者として執筆した siRNA デリバリーに関する総説が Advanced Drug Delivery Reviews に受理されました。
2016/04/11
4 年生が研究室に配属されました。
2016/02/18
宮田研究室ホームページを立ち上げました。
東京大学大学院工学研究科 マテリアル工学専攻 宮田研究室
〒113-8656 東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学工学部 4 号館 (MAP)